2005年04月07日
THE SOFREH of KAMO
食事の時にテーブルのように使うキリム・ソフレ

ソフラ(イランではソフレという発音)というのは、食事をするときに
敷いて使う120センチ角くらいの正方形のキリムのこと。
テントの中央に広げて、みんなで1枚のソフラを囲んで食事するのです。
この本はイラン西の山岳部・KAMO(カモ)という村一帯のソフラのカタログです。

イランやトルコのショップでもときどきソフラを見かけますが、
まん中にちょこっとデザインが入っているものがほとんどで、
この本のような多彩なデザインには、なかなかお目にかかれません。
こんなにきれいなものがあったんだと発見できた貴重な資料です。
THE SOFREH of KAMO
Shirin samil 1998年/ 20 US$くらい
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2004年12月06日
ANADOLU MOTiFLERi

ANADOLU MOTiFLERi
トルコ文化局 2002年/ 約50$
ISBN975-17-2790-1
あぁ、キリムのモチーフって、なんていろいろに変化するんだ〜!!
と困ったときに助けてくれる、モチーフ大辞典。
エリベリンデだけでも350の変形パターンが載っています。
面白いのは、各モチーフの起源を有史以前のアナトリア文明にまでさかのぼって、
彫像や装身具に見られるデザインと照らし合わせているところです。
まさに神話の時代から、アナトリアの文化に流れる独特の世界観が見られます。

平織りの敷物と定義されるキリムですが、簡略な幾何学模様の連続だけのペルシャや
中央アジアのデザインに比べて、アナトリアのキリムはモチーフが象徴的な意味を持つ
ということにおいて際立っていることを実感します。
モチーフ研究の最新の成果といったところでしょうか。
熱心な研究者に感謝したい気持ちですね。トルコ語と英語の表記。
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2004年05月16日
キリムを織る 少女の目に映るもの
2004年5月、トルコの中央部、絨毯やキリム産業の中心になっているカイセリ地方に、キリムを買いつけに行ったときに、実際にキリムを織っている家庭を訪ねました。
写真をスライド風にまとめましたので、ごらんください♪
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2004年04月16日
Caucasian コーカサス地方の地図と地名
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キリムが織られた時代と現在の国境線が重ならないので、なじみのない地名が多いです。たくさんの民族を抱え、
現在も紛争状態にある地域です。
一般にコーカサスとは、現在のアゼルバイジャン、アルメニア、グルジアの3カ国を指します。北側のダゲスタンは、
現在はロシア共和国です。
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Shemakha
(シュマッハ) |
【デザイン/カラー】
複雑な織りのスマック(soumak)の語源となった町。スマック自体は、カスピ海東側のコーカサス一帯で織られています。
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Kuba
(クバ) |
【デザイン/カラー】
アゼルバイジャン北部からロシアにかけての地域。3mを超える大型のキリムが多い。レーシングカーを並べたような、
ドラゴンモチーフが有名。 |
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Shirvan
(シルヴァン) |
【デザイン/カラー】
はっきりした色使いと六角形の中のドラゴンモチーフが有名。コーカサスの中では最もクオリティが高い! |
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Karabagh
(カラバー) |
【デザイン/カラー】
カラバーという地名は、トルコからロシアにかけての黒海沿岸の広い地域を指す。花をアレンジしたモチーフのキリムが有名。
現在ナゴルノカラバフ共和国という自治国がある。 |
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イラン・ペルシャ 地図と地名

イランのキリムは一般に、部族の名前で呼ばれます。アナトリアキリムが地名で産地をあらわすのとは違っています。時代の新しいキリムでは、産地名がはっきりしているものもあり、地名で呼ばれるものもあります。
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Bakhtiari
(バクティアリ族) |
ザクロス山脈一帯に住む。ラクダの背に乗せて使ったキャメルバッグが有名。 |
【この地域の地名】
Chahar Mahal(チャハルマール) |
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Afshar
(アフシャール族) |
南西部のクゼスタン、北東部のコラサン、ケルマン地方ほか、広い地域にわたっている。ジグザグのパターンのソフレ
(食事用の四角いキリム)が有名。 |
【この地域の地名】
Sirjan(シルジャン)
Kerman(ケルマン) |
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Qashqai
(カシュカイ族) |
イランのキリムでは、多くのバリエーションを持つ。シンプルな幾何学デザインが多い。 |
【この地域の地名】
Sirjan(シルジャン)
Kerman(ケルマン) |
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Kurds
(クルド族) |
イラン、トルコ、イラクの広い地域に住む人々。トルコ国境に近い西では細かな花模様のセネ、
アフガンとの国境に近い西ではグチャンのキリムが有名。 |
【この地域の地名】
Senne(シネ、セネ)
Bijar(ビジャール)
Quchan(グチャン、コチャン)
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| ■ |
Shahsavan
(シャーサバン) |
北東部、トルコ語に近いアゼリー語を話す人々。コーカサスのキリムと近いデザイン。 |
【この地域の地名】
Bijar(ビジャール)
Qazvin(カズビン)
Veramin(ベラミン)など |
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Balouch
(バルーチ族) |
地図にはありませんが、イラン東部、アフガニスタン、パキスタンとの国境に住む。細かなスザンニテクニックのキリム。
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